2026.06.16

間取り迷子になる前に。 ≪連載2回目≫

家族で話したい 「理想の暮らし」

                                   2026.6


SNSで見つけた素敵な家。

使い勝手のよさそうな間取り。

もしかすると、土地探しと同時に検討されている方もいるかもしれません。

注文住宅の難しいところ。それは、建売住宅や中古住宅と違って「完成するまでカタチが見えないところ」では

ないでしょうか。

「あれもいい」「これもいい」と理想がふくらむひとときは、家づくりの楽しい時間です。

その楽しい時間がもっと充実するように、間取りやデザインを決める前に、家族それぞれの ”暮らしのイメージ” を

一度テーブルに広げてみましょう。

今回は、そのための4つのステップをご紹介します。

1.気軽にはじめる『ブレインストーミング』

まずは理想のくらしを付箋に書き出します。
ゆっくりコーヒーでも飲みながら、4つのルールを守って話し合いのスタートです。

2.イメージ写真には家族の顔をプラスして

Instagramやピンタレストなどで見つけた素敵な家の写真。

「いいね」が溢れて止まりませんよね。

でも、写真を保存する前に少しだけ意識したいのは、そこに自分たち家族が暮らしている姿を重ねてみること。

ホテルライクなリビングで、いつもの T シャツ姿でごろんと昼寝する夫。
素敵なアイランドキッチンで、少し疲れた表情でお惣菜を盛り付ける私。今日はトマトを切ったから100点!

それで、いいんです!暮らしを頑張らなくてもいいんです!

家族の顔を思い浮かべると「憧れる雰囲気」「自分たちが心から落ち着ける暮らし」の違いが
少しずつ見えてきます。

3.具体的な言葉にしよう ~設計につながるヒント~

さあ、理想のイメージが集まってきたら、次は「選んだ写真の好きなところや、そこでしてみたいこと」を

どんどん言葉にしてみましょう。

「おしゃれな家にしたい」
→ 生活感を見せないすっきりしたリビングにしたい
→リビングの床や壁にタイルを使いたい
→木のぬくもりを感じる明るい空間にしたい
→間接照明で夜の雰囲気も楽しみたい

「暮らしやすい家にしたい」
→洗濯から乾燥までを室内で完結させたい
→買い物後は、車から収納スペースまで最短距離で運びたい
→朝の準備でぶつからない洗面スペースがほしい

言葉にしてみると「何となく好き」だったものが、家づくりで大切にしたい希望に変わっていきます。
夫婦で同じ写真を見ていても、好きのベクトルが違うことはないですか?
だからこそ、写真を見せるだけでなく、言葉にして共有すること。
それが、理想の家づくりにつながる第一歩です。

同じウッドデッキでも、使い方によって広さや設置する場所が違ってきます。
バーベキューをしたい、プール遊びをしたい、お風呂あがりにビールを飲みたい、朝ヨガをしたい 。
そこでどんな時間を過ごしたいかが見えてくると、「せっかく作ったのに使わなかった」を防ぐヒントになります。
ご家族だけで整理しきれないときは、ぜひ私たちにもお聞かせくださいね。

4. 資料『理想の暮らし共有リスト』