毎月、いくらなら安心? ≪連載4回目≫
無理のない返済計画
2026.8
家づくりのお金を調べていくと、次に気になるのは「毎月いくら返していくのか」ということ。
住宅ローンは、家が完成してから長く続いていくものです。だからこそ、「借りられる金額」だけではなく、
「無理なく返せる金額」で考えることが大切です。
今の家賃と比べてどうか。
固定資産税や火災保険はどう考えるか。
光熱費や車、教育費、趣味の費用はどうするか。
将来の修繕費や、もしものための貯金は残せるか。
理想の家をあきらめるためではなく、建てたあとも安心して暮らすために。
無理のない返済計画を、家づくりの土台として考えてみましょう。

目 次
1. 借りられる金額と返せる金額は違う
2. 月々返済は暮らし全体で考える
3. 税金・保険・将来の支出も忘れずに
4. 自分たちに合った返済計画を相談しよう
1. 借りられる金額と返せる金額は違う
住宅ローンを考えるとき、まず気になるのは「いくら借りられるのか」かもしれません。
もちろん、借入できる金額を知ることは大切です。
でも、家づくりで本当に大切なのは、その金額を借りたあとも無理なく暮らしていけるかということです。
同じ年収でも、家族構成、車の台数、教育費、生活スタイルによって安心できる返済額は変わります。
今の家賃が85,000円なら、その金額だけを見るのではなく、家を持ってから増える費用も含めて考えておきましょう。
2. 月々返済は暮らし全体で考える
月々の返済額は、住宅ローンだけで決まるものではありません。毎月の暮らしには、食費、光熱費、通信費、車の維持費、保険料、教育費、医療費、趣味や外食、ペットにかかる費用など、さまざまなお金がかかります。
家づくりは「払えるか」だけではなく、建てたあとも安心して暮らせるかが大切です。
家にかけるお金と、暮らしに残しておきたいお金。その両方を見ながら、毎月の安心ラインを話してみましょう。
3. 税金・保険・将来の支出も忘れずに
家を持つと、固定資産税や火災保険、地震保険、メンテナンス費用なども必要になります。さらに、将来の家電の買い替え、車の買い替え、子どもの教育費、外構や庭のお手入れなど、暮らしの中で必要になる費用もあります。
「今なら払える」だけで決めるのではなく、10年後、20年後の暮らしも見据えて、少し余白のある計画にしておくと安心です。
4. 自分たちに合った返済計画を相談しよう
住宅ローン、保険、税金には、裏技のような正解はありません。経験談だけに頼るより、自分たちの暮らしに合った正しい知識を集めることが大切です。
借入できる金額、無理なく返せる金額、固定金利と変動金利の違い、団体信用生命保険、諸費用、会社提携ローンの有無など、相談したい項目をリストにまとめておくと効率よく確認できます。
下の資料では、無理のない返済計画を考えるために確認しておきたい項目をまとめています。
今の家計、月々の返済、家を持ってから増える費用、将来の支出などを、家族で話し合うきっかけとしてご活用ください。
